いにしえの回廊
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下野惣社[室の八嶋]

しもつけそうじゃ[むろのやしま]

下野惣社[室の八嶋]

区分/種別
市町指定
所在地
栃木市惣社町(大神神社)
時代
古代-奈良時代
ルート
都とみちのくをむすぶ東山道
文化財概要

平安時代、国司が下野国中の神々を集めて祀った神社。毎朝、惣社へ参拝するのが日課となっており、そのため国庁そばに祀られたと考えられる。また、歌枕(和歌に詠まれた名所)「室の八嶋」を再現したと言われる、橋で結ばれた8つの小島があり、島のまわりは池になって水がたたえている。


文化財エピソード

配流された道鏡にまつわる伝承が残る

平安時代初期に編さんされた歴史書『続日本紀』(しょくにほんぎ)には、都を追放された道鏡が下野薬師寺別当に任ぜられ、東山道を通って任地へ赴いたことが記されている。東山道近くにあった下野惣社には、下野薬師寺へ赴く途中に一時滞在したという道鏡の伝承が残されている。

室の八嶋入口にある道鏡が一時この地に滞在したことを伝える碑文
文化財ポイント

国司たちが安泰を願った場所

下野国庁に着任した国司は下野国内の神社を巡って参拝していたが、平安時代になると国内の祭神を集めて祀った惣社を設けたので、国司は南約3kmにある国庁からここへやって来ると下野国内の神をお参りすることができた。

『大日本博覧図栃木県之部』(明治23年11月刊)に描かれた室の八嶋(中央、栃木県立博物館蔵)
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