- 区分/種別
- 県指定-史跡
- 所在地
- 壬生町羽生田
- 時代
- 古墳時代
- ルート
- しもつけの夜明け
6世紀後半頃に造られたと考えられる円墳。ここで出土した家形埴輪は高さが160センチメートルを超える国内最大級の埴輪。こちらは、壬生町立歴史民俗資料館で見ることができる。
国内最大級の家形埴輪が出土
墳丘の直径が86mの円墳で、この地域特有の「下野型古墳」のひとつ。羽生田地区に地域では茶臼山古墳に続く2代目の王墓。埋葬施設は横穴式石室と考えられるが未発見。1993年度の発掘調査では大型の家形埴輪や盾形埴輪などが出土していて、家形埴輪は高さ150cmを超える国内第2位の埴輪である。
山城のような迫力が感じられる墳丘
茶臼山古墳の東隣にある丘陵頂上に造られている。丘陵の尾根の部分に周溝が掘られ、丘陵と古墳が分けられている。墳丘は二段あり、一段目の平坦部が広く直径は86m、二段目は直径55m、高さは12mあり、その大きさから中世山城の土塁のような迫力がある。