- 区分/種別
- 県指定-建造物
- 所在地
- 鹿沼市磯町
- 時代
- 近世-江戸時代
- ルート
- 聖地日光へつづく道
永延2(988)年の創建と伝わる。徳川将軍家に厚遇された。本殿は、寛文2(1662)年の建造と伝えられている。建物全体が赤みを帯びた茶が特徴の弁柄(べんがら)色で塗られている。また毎年梅雨入りの頃、参道に植えられた2,500株のあじさいの花が咲き、参拝者の眼を楽しませている。
代々の将軍から優遇された神社
江戸時代、三代将軍徳川家光から御朱印地を与えられてから代々の将軍からも同待遇を受けた。現在の屋根は銅板葺だが、建造当初は檜皮葺、その後、柿葺を経て現在の姿となった。寛文2(1662)年建立の本殿が県指定重要文化財に、御神木の大杉と夫婦杉が市の天然記念物に指定されている。
初夏を鮮やかに彩る「あじさい祭り」
参道のあじさいは氏子の手によって植えられた。毎年開催される「あじさい祭り」では、夕方から提灯でのライトアップが行われ、淡い光に映し出されたあじさいが幻想的な雰囲気をつくる。また祭りの時期に合わせて無病息災を祈願する茅の輪が設置され、「茅の輪くぐり」も体験できる。