- 区分/種別
- 国指定-史跡
- 所在地
- 壬生町壬生甲
- 時代
- 古墳時代
- ルート
- しもつけの夜明け
6世紀末から7世紀初めに造られたと考えられる前方後円墳。横から見ると、牛が寝そべっているように見えることから名付けられたという。また、上から見ると帆立貝(ほたてがい)に似ていることから「帆立貝形の前方後円墳」とも呼ばれている。
牛が寝ている姿に見える古墳
墳丘の長さが66mで、この地域特有の「下野型古墳」である。前方部から後円部にかけてくびれがなく、なだらかに高くなっている形状が牛の寝ている姿に似ていることから「牛塚」の名がついたとも。久部愛宕塚古墳(宇都宮市石井町)と同形同大と考えられている。
帆立貝に似た前方後円墳
墳丘は二段になっており、第一段平坦面(基壇)が幅広く造られているのが特徴。また、前方部が短く帆立貝の形に似ていることから「帆立貝型前方後円墳」とも呼ばれているので、近くの壬生愛宕塚古墳を訪れて比べてみるのもいいだろう。