- 区分/種別
- 県指定-建造物
- 所在地
- 鹿沼市北半田
- 時代
- 近世-江戸時代
- ルート
- 聖地日光へつづく道
天平神護元(765)年、勝道上人(しょうどうしょうにん)の創建と伝えられる真言宗の寺院。日光東照宮陽明門の写しと評される唐門(からもん)の他、茅葺き屋根の金堂や大師堂など江戸期に造られた建造物は、訪れる人たちを魅了して止まない。
多数の県指定文化財を収蔵
江戸時代の寛永年間(1624~1645)には火災に遭い伽藍は焼失してしまうが、その後、金堂・唐門・太子堂・講堂・客殿が再建され、それぞれが県指定建造物となっている。また多数の県指定文化財が収蔵されている。
風格ある佇まいの優美な建造物
仁王門をくぐると目の前に大きな茅葺屋根の金堂が目に入る。弁柄塗を施され、高さ20mでその大きさと迫力に圧倒される。唐門は正面に軒唐破風を設け、柱などの表面に幾何学模様を刻む地紋彫がある。これは日光東照宮陽明門と同じ手法であり、優美な雰囲気を醸し出している。