- 区分/種別
- 指定なし
- 所在地
- 鹿沼市銀座1丁目
(屋台のまち中央公園) - 時代
- その他の時代
- ルート
- 聖地日光へつづく道
平成4(1992)年4月開館。今宮神社の秋祭りで使用される氏子町内の屋台(市指定工芸品:久保町・銀座一丁目・銀座二丁目)が展示されている。鹿沼の屋台彫刻の歴史やその技術を知ることができる。
彫刻屋台の歴史、意匠が伝わる展示
鹿沼今宮神社祭の屋台行事は、今宮神社の例祭に合わせて屋台がひき出される行事で、国の重要無形民俗文化財。ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」33件の1つである。彫刻屋台展示館では常設展示のほか、臨場感がある鹿沼秋祭りの映像などで彫刻屋台の歴史、意匠を学ぶことができる。
日光の宮大工により発展した屋台文化
氏子34町のうち屋台を持つ27町から奉納される屋台は、周囲を豪華な彫刻で飾った囃子屋台。江戸時代後期に、日光の宮大工の影響のもと独自の彫刻屋台文化が花開いたと伝えられる。隣接する「掬翠園」は、明治末期から大正初期に造園された紅葉が美しい庭園である。