いにしえの回廊
メニュー
文字サイズ
文字サイズ小
文字サイズ中
文字サイズ大

摩利支天塚古墳

まりしてんづかこふん

摩利支天塚古墳

区分/種別
国指定-史跡
所在地
小山市飯塚
時代
古墳時代
ルート
しもつけの夜明け
文化財概要

5世紀末から6世紀初め頃に造られたと考えられる県内有数の大型前方後円墳。頂上には、護身と蓄財などの神である摩利支天社が祀られている


文化財エピソード

武運の神が祀られた古墳

古墳の上に祀られていたのは、武運の神としても知られる摩利支天。古くから武士の間で信仰を集め、戦時中は参拝で数キロの列を成したという逸話が残されている。今でも武道を学ぶ人たちが勝利祈願などに訪れている。

江戸時代末期の地誌書『壬生領史略』に描かれた摩利支天塚古墳(個人蔵、壬生町立歴史民俗資料館提供)
文化財ポイント

古代下野国の礎となった王の墓

下毛野国の中心地が県央部から思川流域に移動して最初の王墓と考えられている。墳丘の長さは120mあり、その大きさは県内3位の規模を誇る。この古墳の出現が、その後この地域が古代下野国の中心地として発展するきっかけとなった。

前方部から見た古墳全景
Array

地図を大きく表示