- 区分/種別
- 国指定-史跡
- 所在地
- 小山市飯塚
- 時代
- 古墳時代
- ルート
- しもつけの夜明け
5世紀末から6世紀初め頃に造られたと考えられる県内有数の大型前方後円墳。頂上には、護身と蓄財などの神である摩利支天社が祀られている
武運の神が祀られた古墳
古墳の上に祀られていたのは、武運の神としても知られる摩利支天。古くから武士の間で信仰を集め、戦時中は参拝で数キロの列を成したという逸話が残されている。今でも武道を学ぶ人たちが勝利祈願などに訪れている。
古代下野国の礎となった王の墓
下毛野国の中心地が県央部から思川流域に移動して最初の王墓と考えられている。墳丘の長さは120mあり、その大きさは県内3位の規模を誇る。この古墳の出現が、その後この地域が古代下野国の中心地として発展するきっかけとなった。