- 区分/種別
- 国指定-史跡
- 所在地
- 下野市国分寺
- 時代
- 古代-奈良時代
- ルート
- 都とみちのくをむすぶ東山道
奈良時代、全国六十数カ所に建てられた国立寺院のひとつ。古代下野国の仏教文化の発信地であった。現在は建物の基壇などが整備され、広場には春に白い花を咲かせるイワダレソウが植えられている。
疫病を鎮め国家の平和を祈った寺院
下野国分寺に建てられた七重塔は高さ60m以上にもなり、東京ディズニーリゾートのシンデレラ城を超えると推定されている。また、県道44号(栃木二宮線)沿いにある瑠璃光山国分寺阿弥陀堂の礎石には、下野国分寺跡から移設された凝灰岩の礎石が転用されている。
CGによって当時の姿を再現
伽藍配置と呼ばれる建物の並び方は奈良東大寺とほぼ同じであり、建造物が南北一直線に並ぶ。スマートフォンやタブレットにアプリケーション「ストリートミュージアム」をダウンロードし、史跡地周辺でかざすとCGによる仮想現実(VR)で当時の姿を体感しながら説明を聞くことができる。