- 区分/種別
- 指定なし
- 所在地
- 小山市本郷町1丁目(祗園山天翁院)
- 時代
- その他の時代
- ルート
- 中世下野の武士団
小山氏の菩提寺である天翁院に眠る累代(るいだい)の墓所。天翁院は小山氏の居城であった祇園城跡の北にあり、境内には樹齢約400年以上のコウヤマキ(市指定天然記念物)が植えられている。
小山氏の祖、小山政光の開基
鎌倉時代、小山氏初代当主である小山政光が創建し、文明4(1472)年に小山高朝が現在の場所に移したと伝えられる。高朝が没すると、その法名「天翁孝運」にちなんで院号を「天翁院」とした。現在の寺は、家康の重臣・本多正純の城改修により移転したとも言われる。
四季折々の花が咲き誇る境内
祇園城跡の一角にあり、境内には小山家累代の墓や板碑のほか、土塁や空堀の跡が残る。自然豊かで、市指定天然記念物である樹齢400年以上のコウヤマキをはじめ、四季折々の花が楽しめる。