いにしえの回廊
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間々田八幡宮

ままだはちまんぐう

間々田八幡宮

区分/種別
指定なし
所在地
小山市間々田
時代
近世-江戸時代
ルート
くらしを支えた水と川
文化財概要

天平年間(729~749)の創建と伝わる。毎年5月5日、境内では豊作と健康を祈る「ジャガマイタ」(蛇まつり、国選択無形民俗文化財)が行われる。竹とワラで作られた15メートル程の大蛇が、境内の池の水を飲む「水呑みの儀」は圧巻。


文化財エピソード

水へ豊穣への祈りが込められた祭礼

毎年5月5日、境内と間々田町内で行われる「間々田のじゃがまいた」(国重要無形民俗文化財)は、田植え時期前に五穀豊穣と疫病退散を祈願するお祭り。境内で行われる祭りのクライマックスは、各町の蛇が弁天池に思い切りよく蛇の頭を差し入れ水を飲ませる「水飲みの儀」。この儀式には、農作物のための雨乞いと深い関連があるという。

境内弁天池で行われる「水呑みの儀」
文化財ポイント

公園と一体となった境内

公園と一体となった境内には、彫刻が見事な拝殿をはじめ、御神木の杉や夫婦杉、小山市天然記念物のコナラ、藤原秀郷が神社へ戦勝祈願したことにあやかった源頼朝が戦勝を祈願し植えたと伝わる松(現在は3代目)やじゃがまいたの舞台・弁天池のほとりに祀られた厳島神社など見どころが多い。

3代目「頼朝手植えの松」
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