- 区分/種別
- 国指定-史跡
- 所在地
- 小山市飯塚
- 時代
- 古墳時代
- ルート
- しもつけの夜明け
6世紀前半頃に造られたと考えられる大型の前方後円墳。横から見ると、楽器の琵琶を思わせるところから名付けられたという。季節になると、周辺には菜の花やコスモスが咲きほこる。
摩利支天塚古墳に続く2代目の王墓
名前の通り、道路沿いから眺めると琵琶の形をしているのがわかる古墳で、摩利支天塚古墳に続き、この地域の2代目の王墓と考えられている。墳丘の長さは123mあり、県内2位の規模を誇ることから、ここが下毛野国の中心地だったことが想定される。
人力の偉業が伝わる二重周溝
古墳を取り囲む二重周溝が確認されており、それらを含めると全長は200mを超える。県内最大級の前方後円墳だけあって、人力で周溝を掘り、土を盛って墳丘を造り上げた当時の労働力、そして土木・測量技術の高さが垣間見える。