- 区分/種別
- 国指定-史跡
- 所在地
- 宇都宮市竹下町(飛山城史跡公園)
- 時代
- 中世-鎌倉時代
- ルート
- 中世下野の武士団
鎌倉時代後期、芳賀氏が丘陵に築いた城。鬼怒川に突き出した要害の地で、眺めがいい。国土交通省関東地方整備局「関東の富士見百景」に選ばれている。
300年も守り続けられた居城
築城した芳賀氏は、益子氏とともに「紀清両党」と呼ばれる宇都宮氏の有力な武士団であった。芳賀氏の城としておよそ300年間使われた。東側と南側は土塁と空堀、北側と西側は鬼怒川により削られた断崖が、自然による防備となり守りを固めていた。
美しい山々が眺望できる
発掘調査により発見された建物跡や木橋を復元し、飛山城史跡公園として整備された。公園の北崖からは那須連山,西崖からは宇都宮市街地や日光連山、冬の晴れた朝夕には、西崖から富士山を眺められる。