いにしえの回廊
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姥ケ池

うばがいけ

姥ケ池

区分/種別
市町指定
所在地
姥が池ロマン公園/芳賀町祖母井
時代
古代-奈良時代
ルート
くらしを支えた水と川
文化財概要

一年を通して水が枯れることなく、貴重な農業用水としても利用されていた。奈良時代の僧侶・勝道上人(しょうどうしょうにん)が誕生した時に、この水を産湯(うぶゆ)に使ったという伝承が残されている。


文化財エピソード

地名が生まれた池

池の名称の由来は勝道上人の姥がこの地に住んでいたため、池水を産湯に使ったという伝承が残されている。ここから、芳賀町の中心地「祖母井」(うばがい)の地名が生まれたと伝わっている。池を中心とする一帯は、縄文時代中期から後期にかけての遺跡(弁天池遺跡)がある。

公園内に建立された「勝道上人と姥之像」
文化財ポイント

かつての2代目御神木が池を見守る

現在、歌枕で名高い室の八嶋を擬した池のほとりには、明和7(1770)年頃に近くの祖母井神社に遷宮(新しい神社へ移ること)された下の宮が祀られていた。その御神木だった約800年と推定される「老杉」があったが、平成16(2004)年の大風で倒木。現在は2代目の杉が訪れる人たちを出迎えている。

祖母井神社はここ下宮から遷宮された。左側は2代目の祖母井杉苗
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