いにしえの回廊
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那須氏墓碑

なすしぼひ

那須氏墓碑

区分/種別
市町指定
所在地
大田原市福原(須峯山玄性寺)
時代
近世-江戸時代
ルート
中世下野の武士団
文化財概要

江戸時代後期、那須家当主の資礼(すけひろ)が玄性寺の境内に整備した墓碑群。玄性寺では毎年秋に、那須与一にゆかりのある「福原の餅つき唄」(市指定無形民俗文化財)が墓碑の前で奉納される。


文化財エピソード

那須与一伝説と縁のある巨石

境内にある矢剪石(しせんせき)という巨石は、かつて那須一族の福原氏の居城・福原城内にあったという。那須与一が屋島の戦いで扇の的を射抜いた時、この矢剪石に亀裂が走ったといわれ、この時できた大きな裂け目は現在も見ることができる。

墓碑に入る途中の鏡池の横に祀られた矢剪石
文化財ポイント

那須氏先祖を祀った供養碑

江戸時代の那須氏は大名ではなかったが、大名に匹敵する交代寄合の格式であった。28代当主の那須資礼(すけひろ)建立の墓碑は、左から2番目が資礼の父資隆の碑、3番目が与一など、7基の那須一族の供養塔や碑がある。

墓碑入口付近
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