「和洋折衷」の真髄
嘉永6(1853)年6月(新暦7月)の黒船来航から本格的にはじまる「西洋」との出会い。
数多くの西洋文化が日本へもたらされ、あちらこちらに西洋との出会いの痕跡が残されました。
その中でも建築物は、伝統と近代化が融合し新たなスタイルを生み出した姿を今に伝えています。
「近代和風建築」はその典型といえるでしょう。
栃木県内には近代和風建築が数多く残され、今なお生活の一部として人びとの暮らしを支えています。
それぞれの地域文化を色濃く残しつつ、懐かしさと新しさが交わる近代和風建築。
歴史を動かしてきた「出会い」の文化財に触れながら、もうひとつのとちぎの歴史を体感してください。
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近代和風建築ってなんだ?
伝統とモダニズムの融合
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コラム:那須野が原開拓と華族別邸
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