
- 区分/種別
- 国登録−有形文化財
- 所在地
- 栃木市入舟町
- 時代
- 近現代-明治時代
- 石材名
- (麻蔵)大谷石(凝灰岩)、(文庫蔵)深岩石(凝灰岩)、(文庫蔵腰まわり)岩舟石(凝灰岩)
- 見学
- 〇(拝観料あり)
- 駐車場
- 〇(栃木市役所立体駐車場)
- トイレ
- 〇

巴波川(うずまがわ)の舟運を利用して麻問屋を営んだ横山家の繁栄を今に伝える。巴波川に面した主屋をはさんだ北側には、洋風建築の影響を感じさせる大谷石造2階建ての麻蔵があり、問屋を営んでいた。南側には、鹿沼深岩地区で採石された深岩石造2階建ての文庫蔵があり、銀行を営んでいた。それぞれの蔵は、間口四間(7.2m)、奥行き五間(9m)という大きな石蔵で、1階と2階の間の腰まわりには近隣で採石される岩舟石を用い、軒を煉瓦積みにするなど、意匠への細やかな配慮がされている。