石がわかれば、歴史が見えてくる
栃木県と言うと、日光、那須、宇都宮の餃子にスポーツ・・・だけではありません。
栃木県には、岩石(以下、ここでは「石」と表記します)にまつわる文化財が多く残されています。
最近では(2018年5月)、宇都宮市の大谷地区で産出されている「大谷石」が文化庁「日本遺産(Japan Heritage)」に認定され、新たに県内に残されている「石」に注目が集まりそうです。
栃木県内には、各地域名を冠した石が多く産出されています。その数は20以上にものぼります。
そして、地域の石を使った建造物やその地の自然景観を生んだ石が、「とちぎ」という地域文化をつくってきました。
そんな「石」の文化があちこちに残されている栃木県。メインでもよし、県内の観光地に行ったついでに立ち寄り、見て、そして触れてもよし。
まずは、県内にある石の文化財について知ってもらってから、現地で石のもつ独特の雰囲気を味わってきてください。
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石ってなんだ?
「石」と一口に言っても、いろいろあるんです。
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石も運ぶ、人も運ぶ、そして夢も運んだ人車鉄道の盛衰。