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石ってなんだ?

Ⅰ.火成岩(かせいがん)

火成岩

芦野石(高木会館:那須塩原市本町)

  1. 火山岩(かざんがん):マグマが山頂付近や地上へ出たことで、短時間で冷え固まった岩石

    • 石名称:玄武岩、安山岩、流紋岩など
    • 県産石材:芦野石(那須町:安山岩)など
  2. 深成岩(しんせいがん):地下深くでマグマがゆっくりと時間をかけて冷え固まった岩石

    • 石名称:斑糲岩(はんれいがん)、閃緑岩(せんりょくがん)、花崗岩(かこうがん)、花崗閃緑岩など
    • 県産石材:名草御影石(足利市:花崗岩)、渡良瀬御影石(日光市足尾地区:花崗閃緑岩)など

《火成岩》栃木県内の主な石造物・石の自然物(ランダムに表示しています)

  • 国登録−有形文化財

    高木会館

    大正7(1918)年、旧黒磯銀行本店として建造された。頭取は地元・黒磯出身の事業家である高木慶三郎。...

  • 県指定−考古・歴史資料

    医王寺宝篋印塔・五輪塔

    医王寺は、奈良時代に日光山を開いた勝道上人とも、あるいは平安時代に高野山を開創した弘法大師空海の創建...

  • 国指定−重要文化財

    那須神社石燈籠・手水舟

    社伝では、那須神社は仁徳天皇(313〜399)時代に創建され、さらに延暦年間(782〜806)に坂上...

Ⅱ.堆積岩(たいせきがん)

火成岩

岩原神社御神体の大谷石(宇都宮市岩原町)

  1. 砕屑岩(さいせつがん):火山に由来しない地表の岩石の破片や粒子が堆積した岩石

    • 石名称:礫岩、砂岩、泥岩、頁岩(けつがん)など
  2. 火山砕屑岩(かざんさいせつがん):火山由来の噴出物が堆積した岩石

    • 石名称:凝灰岩(ぎょうかいがん)など
    • 県産石材:大谷石(宇都宮市:凝灰岩)、深岩石(鹿沼市:凝灰岩)、岩舟石(栃木市岩舟町:礫質凝灰岩)など
  3. 生物岩:生物の遺骸や化学成分が堆積した岩石

    • 石名称:石灰岩、チャートなど

《堆積岩》栃木県内の主な石造物・石の自然物(ランダムに表示しています)

  • 県指定−史跡

    県庁堀 附 漕渠

    明治4(1871)〜17(1884)年まで栃木町に県庁が置かれていたが、その当時を物語る旧県庁跡地唯...

  • 県指定−建造物

    日光真光教会礼拝堂

    英国国教会系の日本公教会に属し、明治8(1875)年に礼拝はおこなわれたのがはじまりとされる。現在の...

  • 国登録−有形文化財

    カトリック松が峰教会

    明治21(1888)年、宇都宮天主公教会として創立され、大谷石を貼った鉄筋コンクリート造の教会堂は昭...

Ⅲ.変成岩(へんせいがん)

火成岩

渡良瀬川沿岸のホルンフェルス(日光市足尾町)

  1. 接触変成岩:浅い地中でマグマの熱による変成を受けた岩石

    • 石名称:結晶質石灰岩(大理石)、ホルンフェルスなど
    • 県産石材:桜石(渡良瀬川沿岸:ホルンフェルス)
  2. 広域変成岩:深い地中で高温・高圧による変成を受けた岩石

    • 石名称:千枚岩、緑泥片岩など

《変成岩》栃木県内の主な石造物・石の自然物

  • 県指定−考古・歴史資料

    石棒

    神社拝殿後方の石段上にある本殿左側の境内社群の中に、大きな石皿とともに祀られている。元々は近くの中ノ...