いにしえの回廊
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星顕山如来寺

せいけんざん にょらいじ

星顕山如来寺

区分/種別
指定なし
所在地
日光市今市
時代
中世-室町時代
ルート
聖地日光へつづく道
文化財概要

文明年間(1469〜87年)創建の浄土宗の寺院。東照宮を建てる際、3代将軍家光の宿泊所として壮大な御殿を境内につくらせた。また、歴代の徳川将軍家の位牌が祀られている。


文化財エピソード

街道の分岐(追分)に祀られた地蔵尊

如来寺から少し離れた日光道中と日光道中壬生通りが交わる追分に鎮座する追分地蔵尊には、ある村人が大谷川で大きな石地蔵を見つけ、如来寺の門前に置くも、門前から火柱が立った際、村人が地蔵を押すとどんどん滑っていき追分で動かなくなった、という言い伝えが残されている。

追分地蔵が祀られている左側が日光道中、右側が日光道中壬生通
文化財ポイント

近世日光を物語る寺院の歴史

境内には、平成19(2007)年5月に245年ぶりに再建された車止め地蔵尊を祀る地蔵堂のほか、桜や紫陽花、紅葉など四季折々の景色を楽しむことができる。また、日光地域の農村を復興した二宮尊徳の葬儀が行われた寺院としても著名。

車止め地蔵尊が納められた地蔵堂
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