- 区分/種別
- 市町指定
- 所在地
- さくら市狭間田
- 時代
- その他の時代
- ルート
- 都とみちのくをむすぶ東山道
樹齢約250年の山桜の大木で、根元を通る道が東山道の名残をとどめている。約1キロメートル先には、古代の役所跡である「長者ヶ平官衙(ちょうじゃがだいらかんが)遺跡」(国指定史跡)がある。
「将軍道」の前に咲く山桜
桜の前にある道は、都と陸奥国を結ぶ東山道と考えられており、「将軍道」の名で伝えられている。その昔、ここに山桜の大木があり、何回か植え替えられたと伝わる。現在の桜は推定樹齢250年とされている。
東山道関連の遺跡とともに
高さは約15m、幹回りは約4.5mもある大木。近くには東山道とかかわりがあり、奥州平定後に都に帰る源義家にまつわる伝説が残る長者ヶ平官衙遺跡(国史跡)がある。桜とともに、古代の官道を行き来した人たちに思いをはせられる。