- 区分/種別
- 国登録−有形文化財
- 所在地
- 大田原市黒羽向町
- 時代
- 近現代-明治時代
- 石材名
- (張り出し・玄関ポーチ)大谷石(凝灰岩)
- 見学
- 〇(外観のみ)
- 駐車場
- 〇
- トイレ
- ×
明治末期、旧黒羽市街地の中心部に建てられた寄棟造桟瓦葺(さんがわらぶき)の2階建てで、外壁は2階の軒まで土塗り黒漆喰(しっくい)で厚く塗り込められている。また大谷石積の張り出しと玄関ポーチも備えている。明治後期、土蔵造の銀行は全国的に建設されていたが、現存する例はきわめて少なく、栃木県内では唯一である。黒羽銀行は明治30(1897)年10月創立、金融恐慌で経営が困難になり、昭和11(1936)年10月、足利銀行へ譲渡された。