- 区分/種別
- 市町指定
- 所在地
- 足利市緑町1丁目
- 時代
- 古墳時代
- ルート
- しもつけの夜明け
6世紀後半頃に造られたと考えられる。公園内ある9基のうち、円墳の1・2号墳の発掘調査は、明治以降の近代的手法による古墳発掘の先駆けとなった。
日本人初の学術調査を実施
明治19(1886) 年、公園内にある3基の古墳は東京帝国大学大学院で人類学を学ぶ坪井正五郎によって発掘調査が行われた。石室の詳細なスケッチをはじめとする調査報告書が残されており、日本人初の近代的な学術調査とされている。またこの調査は、足利の経済人たちなどの尽力があり実現した。
公園の頂上から県外の山々が望める
丘陵上に前方後円墳1基と円墳9基があり、開口した横穴式石室を見ることができる。また桜やツツジの名所になっている公園の頂上を登ると、足利の中心部のみならず赤城山や榛名山、そして遠く浅間山や秩父連山まで見渡すことができる。