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日光東照宮〈石材技術〉

にっこうとうしょうぐう〈せきざいぎじゅつ〉

奥社参道の石段

奥社参道の石段

区分/種別
国指定−史跡/国指定−重要文化財
所在地
日光市山内
時代
近世-江戸時代
石材名
安山岩など
見学
〇(拝観料あり)
駐車場
〇(有料)
トイレ
文化財概要

日光東照宮造営では、工費の約13%が石工事に使われたと報告されている(『御造営帳』)ほど、東照宮は石材がふんだんに使われている。徳川家康霊廟へと続く奥社参道では、207段の石段は一段ごとに一枚石が用いられ、石柵は一枚石をくり抜いて使われている。表門前の右手(東側)の石垣に使われた「阿房丸」は、たて3.25m、横6.3mの巨石。そして、筑前福岡藩初代藩主の黒田長政が元和4(1618)年に奉納した石鳥居は、筑前産の花崗岩を使った日本三大石鳥居のひとつ。いずれも、工夫を凝らした技術が随所に見られる。


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  • 阿房丸

  • 石鳥居