- 区分/種別
- 市町指定
- 所在地
- 矢板市本町
- 時代
- 近現代-明治時代
- ルート
- 近代化遺産からのメッセージ
那須野が原開拓の功労者である矢板武の屋敷。平成9(1997)年、矢板家から矢板市へ寄贈され、記念館として整備。矢板武直筆の書簡や明治期に活躍した政治家等の書や写真が展示されている。また庭園内には樹齢約180年のシダレザクラ(矢板市指定天然記念物)が植えられ、四季折々の景色も楽しむことができる。
偉業を遂げた矢板出身の実業家
矢板武は明治12(1879)年に初代栃木県会議員に選出され、荒廃した日光の社寺の保存活動にも奔走。那須野が原開拓のみならず、県北地域の政治、経済、教育、文化など多岐にわたって活躍した。
地域の発展が伺える資料展示
江戸時代に整備された街道(大田原通会津道)に面した長屋門がランドマーク的存在。現在、江戸時代に建てられた母屋は展示室になっており、勝海舟直筆の扁額など、明治の元勲との交流が分かる資料が展示されている。