![入郷石畑の棚田](image/photo/601_irigouishihata.jpg)
- 区分/種別
- 指定なし
- 所在地
- 茂木町入郷
- 時代
- その他の時代
- ルート
- くらしを支えた水と川
![文化財概要](image/about/title_gaiyou.png)
平成11(1999)年、農林水産省「日本の棚田百選」に選定。「棚田」とは、傾斜地にある稲作地のことで、斜面の崩落を防ぎ、また貴重な動植物の生息地となっている。地元住民のサポートを受けながら稲作体験もできる。
![文化財エピソード](image/episode/title_episode.png)
良質の土と水を求めて耕された棚田
この地区に残る最古の記録では、永禄4(1561)年当時で戸数22、人口155人が暮らしていたという。時を経て、農業従事者の高齢化や農業後継者不足を打開するため、平成12(2000)年8月に「入郷棚田保全協議会」を設立。広さ約5ヘクタール、約180枚の棚田を守り続けている。
![](image/episode/601_pt01.jpg)
![文化財ポイント](image/point/title_point.png)
貴重な生態系を維持
那珂川の丘陵地にある典型的な谷津田であり、四季折々のさまざまな動植物を見ることができる。また農村部と都市部の住民との交流などを目的に、平成14(2002)年度からはじまった棚田オーナー制度では、田植えやお米の収穫体験などのほか、棚田の貴重な動植物の生態に触れることができる。
![](image/point/601_pt01.jpg)