- 区分/種別
- 指定なし
- 所在地
- 那須町湯本
- 時代
- 飛鳥時代
- ルート
- 下野の「おくのほそ道」
7世紀頃に谷に湧く温泉の発見から神社を建立。旧暦4月19日午前、芭蕉たちは参詣。その時芭蕉は次の句を詠んでいる。「湯をむすぶ 誓(ちかひ)も同じ 石清水(いわしみず)」
長旅の無事を祈り参拝
元禄2(1689)年4月18日(新暦6月5日)のお昼前に黒羽藩領高久を出立し、未の下刻(午後3時前後)に同藩領那須湯本に到着し、芭蕉たちはここで2泊した。翌19日の午の上刻(午前11時前後)に参詣した際に詠んだ芭蕉の句が境内に建立された句碑に刻まれている。
芭蕉たちを出迎えたゴヨウマツ
社殿に向かって左側には、とちぎ名木百選になっているゴヨウマツ(五葉松、正式名称は「キタゴヨウマツ」)がある。樹高は約9mで、目通り周囲は1.72m、推定樹齢は400年以上。向かって右側にもゴヨウマツがあり、こちらも推定樹齢400年以上で、那須高原ならではの木々が出迎えてくれる。