特集
メニュー
文字サイズ
文字サイズ小
文字サイズ中
文字サイズ大

トップページ | 特集 | とちぎに刻まれた戦争の記憶 | カネイリヤマ採石場跡地(大谷資料館)

カネイリヤマ採石場跡地(大谷資料館)

かねいりやまさいせきじょうあとち(おおやしりょうかん)

区分/種別
日本遺産−構成文化財  重要文化的景観-重要な構成要素
分類
軍事
所在地
宇都宮市大谷町
時代
近現代-昭和時代
見学
〇 【入場料あり】
連絡先
028-652-1232
URL
http://www.oya909.co.jp/
文化財概要

宇都宮市大谷地区で産出される「大谷石」は、古くから建築資材として広く使われ、重要な地場産業として隆盛を誇った。カネイリヤマ採石場の採掘による巨大な地下空間は約2万平方メートル(約140メートル×約150メートル)に及ぶ。
 この大谷地区は、戦火が激しくなった昭和20(1945)年3月頃、米軍機の攻撃を避けるため、工場疎開が行われた。現在大谷資料館となっている地下坑内と近くの戸室山に、中島飛行機(株)の地下工場がつくられ、戦闘機「疾風(はやて)」などの生産を開始した。この2つの工場には約1万5000人が勤務していたとされる。資料館の見学コースでは、当時の地下工場跡の一部を見ることができる。
 現在は、幻想的で広大な採掘場跡を大谷資料館として一般公開しているほか映画等のロケ地、コンサートや美術展の会場としても利用され多くの人々が訪れている。


地図を大きく表示

  • 地下採掘場跡の様子

  • 地下軍事工場についての説明板

  • 地下採掘場跡への入口(通常時この入口からは入れません)