昭和24（1949）年建造

平成15（2003）年3月の閉校まで使われた木造二階建の桟瓦葺（さんかわらぶき）（横断面が波状で軽量の瓦で葺く工法）の校舎。切妻屋根（本を開いて伏せたような形状の屋根）に外壁は下見板張りで木桟（もくさん）（木枠）のガラス窓がはめられている。林業産地として栄えた粟野地区ならではの良質な材木をよく吟味して用いており、今なお狂いの少ない姿で残されていて、粟野地区の歴史を物語る建物でもある。地域住民の愛着も深く、閉校後の現在は映画やドラマなどのロケで使用されている。