- 区分/種別
- 国登録-有形文化財
- 所在地
- 日光市足尾町通洞
- 時代
- 近現代-明治時代
- ルート
- 近代化遺産からのメッセージ
大正元(1912)年、足尾鉄道の駅開業にあわせて建築された木造平屋の駅舎。柱や梁(はり)が壁の表面にあらわれているのが特徴。鉱山都市・足尾の玄関口として、多くの人たちを見送りつづけてきた。
足尾観光の玄関口
「通洞」とは、山を掘削した際の坑道を表す鉱山用語。大正時代には、通洞坑が足尾銅山の中心になっていたこともあり、足尾の中心でもあった。現在は、わたらせ渓谷鐵道の代名詞でもあるトロッコ列車が停車する、足尾への観光の最寄り駅になっている。
華やかなデザインの建造物
駅舎はモルタル塗り仕上げを基調とし、独特のハーフティンバー風の装飾が施されている。足尾の玄関口としてふさわしい華やかなデザインの建物である。冬期には各駅のホームがイルミネーションで彩られ、ホーム、車窓両方からその景色を楽しめる。