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百村の百堂念仏舞

もむらのひゃくどうねんぶつまい

百村の百堂念仏舞

開催期間
2020/4/29~2020/4/29
区分/種別
国選択-無形民俗文化財
所在地
那須塩原市百村
時代
その他の時代
問い合わせ先
那須塩原市生涯学習課(0287-37-5419 )
文化財概要

 毎年4月29日に那須塩原市百村地区の鎮守である愛宕神社の祭礼が行われます。その際に奉納されるのが、国の選択無形民俗文化財の「百村の百堂念仏舞」です。
 百村地区が何回かの火災に遭い、記録等の消失でこの念仏踊りの起源ははっきりしませんが、五穀豊穣、家内安全を祈るものとして江戸時代末期には行われていました。かつては村内の多くのお堂の前などで演じられていたため、百堂念仏舞の名がついたといわれています。
念仏舞の奉納は、光徳寺から出発し、笛の音に合わせて纏を先頭に念仏を唱えながら街道を歩き、東福寺門前、集落境の丁字路、愛宕神社の三か所で舞を奉納します。踊りは念仏と笛の音を伴奏に色彩豊かな衣装をまとった警護・形振・鐘木切り・太鼓打ちで上演されます。
 1913年(大正2)の上演後は中断していましたが、関係者の努力により1959年(昭和34)から翌年にかけ復活し、現在は地元の小中学生が受け継いで舞を演じています。


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