- 開催期間
- 2018/7/27~2018/7/29
- 区分/種別
- 国指定-重要無形民俗文化財
- 所在地
- 那須烏山市金井など
- 時代
- その他の時代
- 問い合わせ先
- 那須烏山市観光協会(0287-84-1977)
山あげ祭は永禄3年(1560)から450年以上の伝統を誇り、全国でも類を見ない絢爛豪華な野外歌舞伎舞踊として、7月の第4土曜日を含む金曜、土曜及び日曜日の3日間行われます。
若衆は地元の特産である「烏山和紙」に山水を描いた高さ10メートルにもなる「はりか山」などを路上にあげ、奥行き約100メートルにも及ぶ大きな舞台装置を設置します。
この山を背景に、踊り子が常磐津の三味にのり、美しい舞を披露します。木頭(指揮者)の拍子木を合図に、舞台背景が千変万化する仕掛けは見事です。
一つの舞台が終われば次の場所に舞台を移動し、夏の強い日差しの中、一日に数回、所作狂言が行われます。この一連の作業を行うには約150人の若衆が必要とされ、その一糸乱れぬ団体行動による舞台装置の設置や解体、山があげられる場面は迫力満点です。